ダイエッターが愛用する難消化性デキストリンとは
ダイエッターの方なら、一度や二度は目にしたことがある名前ではないでしょうか。
ダイエットゼリー、置き換えシェイク、サプリメント、ガムなど、殆どのダイエット食品に入っているのが、今回紹介する難消化性デキストリンです。
ダイエットゼリー、置き換えシェイク、サプリメント、ガムなど、殆どのダイエット食品に入っているのが、今回紹介する難消化性デキストリンです。
この記事の目次
難消化性デキストリンとは
難消化性デキストリンはどのように作られたのか
難消化性デキストリンの安全性
難消化性デキストリンの5つの作用
難消化性デキストリンの摂取方法
摂取量の目安
「食べても痩せる!」摂取するタイミング
まとめ
難消化性デキストリンとは

名前からして、凄く危険な化学薬品に思われがちですが、実は天然由来の食物繊維です。
数個のα-グルコースがグリコシド結合によって重合した物質の総称であり、デンプンの1種です。
なんでも、日本人の食生活が欧米化し、食物繊維不足が目立っているため、それを補う目的で作られたそうです。
数個のα-グルコースがグリコシド結合によって重合した物質の総称であり、デンプンの1種です。
なんでも、日本人の食生活が欧米化し、食物繊維不足が目立っているため、それを補う目的で作られたそうです。
難消化性デキストリンはどのように作られたのか
難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉に微量の塩酸を添加、加熱して製造した焙焼デキストリンをα‐アミラーゼおよびグルコアミラーゼにより加水分解を行った後、活性炭による脱色、イオン交換樹脂による脱塩などの精製を行い、イオン交換樹脂を用いたクロマト分画装置によりグルコースを分離し、食物繊維画分を分取してつくれれました。
酵素-HPLC法で分析した結果、食物繊維を85~95%含有するものであることが分かっています。
酵素-HPLC法で分析した結果、食物繊維を85~95%含有するものであることが分かっています。
難消化性デキストリンの安全性
消費者庁や米国食品医薬品局(FDA)では、1日の摂取量の上限を明確に定める必要がないほど、安全な食品素材であると認めています。また、厚生労働省許可による特定保健用食品として一定の機能表示がされており、安全であることも認められています。
過去の安全性を調べたヒト試験では、難消化性デキストリンを1日3回毎食前に10gを16週間にわたり摂取した結果、血圧などの生理学的検査値はなんら異常を認めず、またその他の臨床検査値、特に血清たんぱく質、Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)などのミネラル濃度について、難消化性デキストリン摂取が原因となる変化はまったく認められなかったと報告されています。
こういったタイプのものはミネラルまで阻害してしまいそうですが、ミネラルの吸収が阻害されないのは魅力的ですね。
過去の安全性を調べたヒト試験では、難消化性デキストリンを1日3回毎食前に10gを16週間にわたり摂取した結果、血圧などの生理学的検査値はなんら異常を認めず、またその他の臨床検査値、特に血清たんぱく質、Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)などのミネラル濃度について、難消化性デキストリン摂取が原因となる変化はまったく認められなかったと報告されています。

難消化性デキストリンの5つの作用
食後血糖値の上昇抑制作用
整腸作用
食後中性脂肪の上昇抑制作用
内臓脂肪の低減作用
ミネラルの吸収促進作用
※上3つ(黄色マーカー)の作用で消費者庁より特定保健用食品(トクホ)の許可実績があります。難消化性デキストリンの摂取方法
難消化性デキストリンは、低粘性・低甘味(砂糖の10分の1)で水溶液はほぼ透明、耐熱性・耐酸性に優れている食品素材です。
入れたからといって味が変化することはないので、洋食でも、和食でも、中華でも、お菓子でも、飲み物でも、混ぜていただけます。
因みに私は、夕食の味噌汁に入れたり、お茶を沸かした時に溶かしてしまっています。

摂取量の目安
難消化性デキストリンの摂取量の目安は、1日10g程度だと言われています。
しかし体質によって、食物繊維の効果が出すぎる人は摂取量を減らさなければ下痢などの症状を起こしてしまいますので注意しましょう。
「食べても痩せる!」摂取するタイミング
「食べても痩せる!」なんて書かれている記事もありますが、実際にはタイミングを間違えると殆ど効果はありません。
文字のごとく、「食べても痩せる」には、「食べる時」に一緒に摂取することで難消化性デキストリンの効果が発揮されます。
まとめ
難消化性デキストリンに、どれほどの効果があるのか・・・それは人によっても違ってくると思います。
私が調べた口コミ(レビュー)でも、痩せたという方もいれば、全然痩せないという方もいらっしゃいました。色々な方の体験談から、
3か月くらい続けるうちに徐々に変化がみられるのではないかな?というのが私の見解です。
痩せないからといって、過剰摂取することのないようにしましょう。摂取量に上限は設けられていませんが、たくさん摂取したからたくさん痩せるという物ではありません。お試しになられる方は、まず、1日10gからはじめて、様子をみながら増やしたり、減らしたりしてみてくださいね。
痩せないからといって、過剰摂取することのないようにしましょう。摂取量に上限は設けられていませんが、たくさん摂取したからたくさん痩せるという物ではありません。お試しになられる方は、まず、1日10gからはじめて、様子をみながら増やしたり、減らしたりしてみてくださいね。